Model Price Guide

Martin D-28 買取相場

(マーティン/ディー28)

1931年誕生、ドレッドノートギターの世界的基準。ヘリンボーンPre-War期からモダン期まで、Martin D-28の年代別買取相場を完全解説。

Martin D-28は1931年に登場したドレッドノートギターの基準器。ローズウッドボディ+スプルーストップの組み合わせは、以降のすべてのアコースティックギターの手本となりました。特にPre-Warヘリンボーン期はアコギ買取の最高峰です。

ブランド

Martin

参考買取価格(上限)

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Variation Prices

D-28 年代別・仕様別買取相場

同じD-28でも年代や仕様によって買取相場は大きく変わります。

バリエーション年代参考買取価格備考
D-28 Herringbone (Pre-War)1934-1944お問い合わせくださいヘリンボーン+ブラジリアンRW
D-28 (Post-War Brazilian)1945-1969お問い合わせくださいブラジリアンローズウッド期
D-28 (Indian Rosewood)1970-1990お問い合わせくださいインディアンRW移行期
D-28 (Modern)1990年代〜お問い合わせください現行モデル+リイシュー
HD-281976〜(ヘリンボーンリイシュー)お問い合わせくださいスキャロップドブレーシング
D-28 Authentic2000年代〜お問い合わせくださいPre-War完全再現モデル

※ 上記は参考買取価格です。実際の買取価格は現物を拝見した上で確定いたします。

Assessment Criteria

D-28の査定ポイント

D-28の価値を正しく評価するための査定スタッフのチェックポイント。

ヘリンボーン判別

1934-1944年のヘリンボーン・パフリングの有無が最大の評価ポイント。戦時中の仕様変更や材料の違いも詳しく確認。

木材の同定

ブラジリアンローズウッドかインディアンローズウッドか。1969年を境に木材が切り替わっており、ブラジリアンは別格。

構造の健全性

ネックリセット、ブリッジ浮き、トップの歪み、ブレーシングの状態。アコギの寿命を決める最重要チェック。

FAQ

D-28買取相場に関するよくある質問

1934〜1944年のPre-War D-28は、ヘリンボーン(杉綾模様)のパフリングと、現在では入手不可能な高品質のブラジリアンローズウッド、アディロンダックスプルースを使用した、Martin黄金期の最高傑作です。第二次世界大戦中は材料不足で生産数も限られ、現存する個体は世界的に希少です。トップコンディションのものは家一軒分の価値があるとも言われ、アコースティックギター市場の最高峰です。

ブラジリアンローズウッド(1969年以前)とインディアンローズウッド(1970年以降)の違いは、木目の密度、色合い、香りで判別します。ブラジリアンはよりタイトで暗色の木目が特徴で、スパイシーな甘い香りがします。Martinのシリアルナンバーから製造年を特定し、1969年以前であればブラジリアンの可能性が高いですが、個体差もあるため専門家による確認が確実です。

HD-28(ヘリンボーンD-28)は1976年に登場したPre-War D-28のリイシューモデルで、スキャロップド(削り込み)ブレーシングを採用し、より豊かな鳴りを実現しています。1976年〜1980年代の初期HD-28は、Pre-Warへの憧憬から特に人気が高く、通常のD-28より2〜5割高い買取価格が期待できます。1990年代以降のモデルも安定した人気です。

D-28買取相場の全体像

Martin D-28は1931年に登場したドレッドノートギターの世界的基準であり、アコースティックギター史上最も重要なモデルの一つです。ローズウッドのボディにスプルーストップを組み合わせたD-28の設計は、以降のすべてのドレッドノートギターの手本となりました。Neil Young、Bob Dylan、Johnny Cashなど、数え切れないほどのレジェンドに愛用されています。

D-28の買取相場は「Pre-Warヘリンボーン期(1934-1944)」「Post-Warブラジリアン期(1945-1969)」「インディアンローズウッド期(1970年以降)」の3つの時代で大きく異なります。Pre-Warヘリンボーンは別格として、1969年以前のブラジリアンローズウッド使用モデルも近年価格が急騰しており、状態の良いものは数百万円の価値があります。

D-28買取の査定ポイント

D-28の査定で最も重要なのは「構造的な健全性」です。70年以上経過したビンテージアコギでは、ネックリセットの要否、ブリッジの浮き、トップ板の歪み(ベリード)やクラック、ブレーシングの剥がれなど、様々な経年劣化の可能性があります。プロのリペアマンによる適切な修復歴がある場合は、むしろプラス評価となることもあり、修復の質を見極めるのが査定士の腕の見せ所です。

木材については、ブラジリアンローズウッド(1969年以前)の使用有無が最大のプレミアム要素です。現在ブラジリアンローズウッドはワシントン条約(CITES)で国際取引が厳しく制限されており、市場価値が年々上昇しています。また、アディロンダックスプルーストップの有無や、オリジナルのブリッジプレートやピックガードの状態も価格に影響する重要なポイントです。

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